今回は、メンタルヘルスの不調からなる精神疾患について見ていきましょう。
▼メンタルヘルスの不調からなる精神疾患について
メンタルヘルスが不調になると、うつ病や総合失調症、双極性障害や不安障害、適応障害などの精神疾患に繋がる可能性が高くなります。
■うつ病
仕事上の精神的ストレスや身体的ストレスから、メンタルヘルス不調になり、そこからうつ病に繋がるケースが多くみられます。
うつ病は、気分障害の一つで、「一日中気分が落ち込んでいる」、「何をしても楽しめない」といった精神症状とともに、睡眠障害や食欲不振といった身体症状があらわれます。
■総合失調症
メンタルヘルス不調が続くと、総合失調症を発症する場合があります。
統合失調症は、幻覚や妄想などの症状や、話がまとまらず支離滅裂になるなどの状態が続く精神疾患です。
■双極性障害
双極性障害は、気分が高まったり落ち込んだりを繰り返す症状がみられます。
■不安障害
不安障害とは、過度のストレスや疲れなどがきっかけになり、感情のバランスが崩れ、常に不安や恐怖の感情が付きまとうといった症状がみられます。
■適応障害
適応障害になると、ある特定の状況や環境が、自分にとって耐えがたいと感じるようになります。
ストレスに直面している時に、集中力の低下やめまい、動機などの症状が出現し、ストレスから離れた状況になると、症状が緩和されることがあります。
▼まとめ
メンタルヘルス不調になると、集中力が低下し、無気力な状態になります。
運転中の事故や、職場への無断欠勤など、行動の変化にもあらわれるので、早い段階から周りが気づいてあげることが大切です。
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