ある層に限定して発信しているブログ記事やサイト広告などを見かけたことはありませんか?
もしそれが自分に当てはまっていると、続きを読んだり広告をクリックしたくなりますよね。
そういった現象をカラーバス効果と言い、ビジネスでも活用されています。
今回は、そんなカラーバス効果について解説していきます。
▼カラーバス効果とは
カラーバス効果とは、意識したものに関連する情報が目に留まりやすくなる現象です。
たとえば、たくさんのグッズが並ぶお店があって、自分の好きなキャラクターのグッズはすぐに目に留まりますよね。
これはそのキャラクターが好きだと認知しているので、意識せずともそれに関連したものが目に留まるのです。
これはビジネスにも活用することができ、近年カラーバス効果を活用する企業が増えています。
▼カラーバス効果が活用されるシーン
まず1つ目の活用シーンは、ユーザーを惹きつけるためのマーケティングを行う場面です。
たとえばある商品の売り上げを伸ばしたいときに、ユーザーが望む情報を発信しなければユーザーの目に留まりません。
そこで、ターゲットを絞ってそのユーザーに向けて過剰にアプローチすることで、ユーザーの意識に働きかけることができます。
そして2つ目の活用シーンは、人間関係を改善したい場面です。
仕事をするうえで、どうしても苦手な人と関わらなければならないことがありますが、一度苦手意識がつくと相手が良い行いをしても悪いように解釈してしまいます。
これがカラーバス効果で、これにとらわれたままだとビジネスにおいて不利になることが多いのですよね。
カラーバス効果にとらわれないように意識することで人間関係を改善することができます。