うつの種類はどんなものがあるのか?

2022/08/03
「会社に行くのが億劫だ」「電車乗りたくないな」なんて会社のいく前・途中に感じる人は少なくありません。
もしかしてこれってうつなのかななんて不安になりますよね。
ざっくりしたイメージしかなく、これが病気なのかその境目が分かりにくい「うつ病」という病気を今回は分かりやすく説明します。

▼うつ病とは
どんなに落ち込んでしまったり、心が傷ついても時間とともに回復しますよね。それは人に備わっている治癒力の影響です。
しかし中には、時間とともに回復もせず悪化する場合があります。
悪化は、日常生活・社会的生活もうまく動かなくしてしまいます。この状態を一般的にうつ病と言います。
うつ病は大きく分けると2種類あります。

■単極性うつ病
うつ状態が続く状態

■双極性うつ病
うつ状態と躁状態を繰り返す状態
また、うつ病は単一性なものと繰り返すパーンとに分けることができます。
季節型と呼ばれる時期でなりやすい方もいれば出産を機にうつ病になってしまう方もいたりとタイプは多様です。

▼うつ病の原因
遺伝的な要因もありますが、多くが環境の変化によるものです。
大切な人との死別、家庭内の問題、学校、職場などです。
特に職場は、昇進・降格といった生活に直結する変化が生じやすいです。
女性なら、妊娠・出産といった変化で仕事の内容もできることも変動してしまうので、職場はストレスを感じやすい場所と言えます。
そのため企業によっては、メンタルヘルスに力を入れている所も最近増えています。
働けない苦痛は本人にとっても企業にとってもマイナスな面が多いと言えるからでしょう。

▼うつ病の治療
・服薬
・休養
・精神療法
うつ病の回復に繋がる方法としては以上の3つが挙げられます。
短時間で回復することはあまりなく、基本的に時間が必要になります。
気長に付き合うことが大切な病気と言えます。