ストレスチェックとは

2021/11/01
今回はストレスチェックについて解説していきます。

▼ストレスチェックとは
ストレスチェックとは、ストレスに関する質問票に労働者が答えることを言います。
労働者が50人以上いる事業所では、毎年1回必ず行わなくてはなりません。(契約期間が1年未満の労働者や、短時間労働者は対象外)
ストレスチェックをすることで、労働者のメンタルに関する不調の改善・防止に役立ちます。

▼ストレスチェックには守秘義務がある
ストレスチェックや面接指導で個人情報を取り扱った人には、守秘義務が発生します。
守らない場合は刑罰の対象になります。

集団ごとのデータの場合は、労働者個人の同意なく企業にデータを提供できます。
ただし従業員数が10人未満の企業だと個人が特定できる恐れがあるので、原則データを提供できません。

▼自分でストレスチェックもできる
会社で行われるストレスチェックでなくとも、セルフケアとして日頃からストレス度合いをチェックすることはできますね。

・毎日疲れが取れない
・ちょっとしたことでもイライラする
・仕事に集中できない
・以前より目が疲れやすくなった
・耳鳴りがする

このような症状がある場合は、ストレスが溜まっている可能性があります。
「休息しよう」と脳が判断してくれている状態です。
なかなか仕事が休めない場合でも、「頑張らないと」と必要以上に自分にプレッシャーをかけないように注意しましょう。

▼まとめ
仕事で忙しいと、体からのメッセージを見逃しがちになります。
会社のストレスチェックだけに頼らず、自分で心のメンテナンスをすることも大切ですよ。
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